映画「ロードオブザリング 旅の仲間」(ネタバレ)
ホビットを見たら、そりゃこっちも見たくなるというもの。
ホビットを初めて見たとき、冒頭のフロドで感動したのと同じ、いやそれ以上に、冒頭のビルボに、いろんな思いが込み上げてきた。
あの明るくて真っ直ぐなビルボが、指輪の魔力でこんなことになるなんて…。
役者さんは違っても、何も違和感無し。
そして、アラゴルン登場。
うーん…やっぱりトーリンのが好きかな!
個人的にベストシーンは、裂け谷での話し合い。
フロドが「僕が行く」と言った後のガンダルフの表情がもう…。
サウロンの支配という最悪の結末から逃れられるかも知れないという希望、フロドの行く末に待ち受けているであろう多大な困難への憂いと、無事を祈る気持ち、「ホビット庄に帰りたい」という望みは、恐らく叶わないであろうこと、どうか目的を果たしてほしいという願い…。
そんな様々で複雑な感情が、見事に表情に現れていて、とても胸を打つシーンだった。
そして全体を通して、完璧な世界観に、相変わらず圧倒された。
本当にこんな世界があるんじゃないかと。
きっと、近いうちに2つの塔も見ることになる。
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